追い討ち、、
こんばんは!
先日の台風の影響から日々バタバタしております。
そのバタバタの理由としては、、
台風でパネルが飛んだ→自宅の下屋やガレージにそのパネル飛び二重事故→補修。
ここまでは当然の流れなのですが、施工会社サイドとしてはこれで済みません。
台風でパネルが飛んだ→自宅の下屋やガレージにそのパネルが飛び二重事故→保健会社『何故そうなった。施工不良ではないのか。』→施工会社『いえいえ、いつ誰がどこを担当して検査してメーカーの施工基準に従い施工しましたよ。』→保健会社『施工会社はこう言っておるのですが、実際に原因を探り、施工不良がないか見てみましょう。保健を適用すれば保健料も上がりますし、もし万が一、施工不良となれば施工会社の負担になりますので戦ってみませんか?』と施主様に言う。→保健会社は施工会社の施工不良であれば保険金は一切出さず、施工不良でなくとも、施工様から保健料の増額で当面の金は残る。
施工会社としてはこのループにはまりつつあります。
というか現状はまっております。
こうなると保健会社からの鬼の粗捜しが始まります。
保健会社はいかに契約を多く取り、その中でどれだけ保険金を出さずに済むか、、で利益を確保します。
ビジネス上、当然のことなのですがこれが今回問題になっています。
施工サイドとしては、メーカーの設置基準に尊守した上で不良なく施工できていることが分かっています。
これは災害報告後に実際現地に行って確認しました。
そして台風による風速。ニュース等の報告ではその地域では20kmほどだそうです。
が!
これは飽くまでも平均値です。
その地域の瞬間最大風速で言えば40、50kmのレベルです。
これはいくらメーカーの設置基準を尊守した上でも、太陽光そのものの物理的な話になってきます。
竜巻に家が巻き込まれて屋根が飛んでったんだけどこれは施工不良なんじゃないの?って言ってるレベルの話。
このレベルの話を保健会社は施工会社にしてきます。
当然、筋が通らないので施工サイドは反論します。
結果、補修の日取りが決まらず段取りも出来ない、、何より施主様が一番困るわけです。
今僕が携わってる現場では、陸屋根の置き基礎タイプの太陽光なのですがそれが基礎ごとパネルが飛んでいき、下の自宅ガレージに停めていた車に落ちたとのこと。
車での通勤だそうで車が必要なわけです。
車がないから仕事に行けない、、という話でもないです。
代車の手配、車の修理、ガレージと屋根等の家の補修、通勤手段の確保、保健の手続き、補修等の日時調整、会社の休み都合等、施主様にはこれだけの負担がかかります。
はっきり言いますと、保健会社がたらたら保険金を出し渋るからこうなっているのです。
なのでせめて屋根の補修だけでも先に、と施工サイドが部材の手配と施工日の段取りを施主様と続けております。
その中で保健会社の粗捜しに反論するための資料と実績を用意しなければいけない。
施主様からすると保健会社は『施工不良があればタダで補修。そのまま保健適用すれば保健料上がるから1度戦いましょう。』と言われればそれに応じる方が大半だと思います。
実際僕が何も知らずにそう言われたらそうすると思います。
ですが本質を見れば、それは保健会社が金を出さないための時間稼ぎに過ぎません。
本当に戦いたいのは保健会社の方なんです。
勿論、それで本当に施工不良で災害事故にあったお宅もあると思います。
そんな時は保健会社様様なのですが、そうでない場合のことも、特に今回のうちでの件でのように、きっちりした実績と写真、資料がある場合のことも保健会社には考えて頂きたいです。
愚痴っぽくなってしまった部分もあるかも知れませんが、これにより施主様の時間と労力と手間がかなり増えてしまいますので、状況判断と太陽光を据え付けてからの写真、竣工書類の確認はしっかりしておきましょう。
災害はいつ起こるか分かりません。
自分の時間と家とお金を守ることにも繋がります!
長くなってしまいましたが今日はこの辺で。
P,S,
また台風が近づいて来ています。今のところこないだのよりも大きい規模のものみたいなので対策をして、ご自身やご家族、ご自宅が大変なことにならないように気をつけていきましょう。
ではではおやすみなさい(^ー^)